子供の感受性は犬とよく似ている

このところ6〜8ヶ月齢の犬の飼い主さんから去勢避妊についてのご相談を沢山受けます。
昨日もそんなお話をしたところです。
この場では「去勢、避妊はするもしないも、どちらもメリットとデメリットがある」
「命のシステムはご自身が考えているような単純なものではありません」とだけお伝えしておきます。
※レッスンでは詳しくお話しております。
先日のレッスンでのことです。
小さな子供連れでご家族でレッスンにいらしている生徒さん。
レッスンの終わりに去勢の話になりました。
ママさんが「今度、去勢することに決めました」
私「そうですか、それでいいと思います」
すると幼稚園児の子供が
「ママも去勢っ」とニコニコして私に話しかけます。
私「えっ?」
ママさん「あははっ、それは歯の矯正っ」
全員大爆笑
そう、彼は「きょせい」と「きょうせい」を同音として記憶していたのです。
もちろん意味なんてわかりませんから、去勢の話題が出たときに、自分も知っているということをアピールしたかったのでしょう。
私はあまりにも面白くって、調子に乗って、この子と一緒に「ママは・・・」「きょせいっ」を連呼
いやはやほんとうにこの感受性がおもしろいですねぇ

そういえば感受性といえばこんな話もあります。
この生徒さんの駅前散歩レッスンの後、とある店舗の駐車場で会話していると、遠くからこども連れが近づいてきます。
女の子は「ワンワンかわいいっ」と良いながらこっちを見ています。
だんだん近づいてきて、すぐそばまで来た時に「ワンワンこわい〜」と泣き出します。
そう、犬というものを単純にかわいいものとして何かしらの疑似的な体験から学んでいたけれど、実際に遭遇した犬は擬似的な体験とはまったくことなり、大きくてまるでオオカミのようにみえる存在だったのでしょう。
すかさず私は生徒さんの子供にその犬をおもいっきり撫でてもらい、ほら怖くないよ〜って伝えましたが、もはや後の祭りです。
女の子はおかあさんに抱きかかえられながら通り過ぎていきました。
それをぽかんとみつめる犬と生徒さんの子供・・・
たぶんこの子には女の子がなきじゃくる意味がわからなかったでしょう。
だってこの子からすればどんなに大きくてもかわいい家族ですからね。
私はこの子の頭をくしゃくしゃっと撫でてよくできたことを伝えました。
子供の感受性も犬の感受性も沢山の実体験の中で育まれるということを改めて実感した日でした。

ブログ村のランキングに参加しています。このお話に共感いただけましたなら下のマークを押してくださいね。
にほんブログ村 犬ブログ ドッグスポーツへ
  • 2016-06-30(06:57) :
  • トレーニングについて :
  • プロフィール

    aura

    Author:aura
    町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
    の西田です。
    訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
    トしています。
    ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
    ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
    犬に対する記事は一切ありません。
    読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
    を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
    にとらえて読んで頂けると幸いです。
    うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
    なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QRコード