かたちをかえて

お天気は下り坂のようですね。まだまだ寒い日が続きますが、日が昇るのははやくなりましたね。
嬉しいです♪

先日のディスク大会、ビンゴとはいつものようにソフトフリスビーでスポットランディングに参加しました。
スポットランディングはいくつかの距離が設定されたゾーンの中に投げ込んだディスクをキャッチさせるゲームです。
距離の短いゾーンにスピードの遅いソフトフリスビーであればビンゴでもなんとか参加できます。
私のひどいスローイングを何度もキャッチしてくれました。彼の嬉しそうな顔がたまりません。
結果は運だけで3位になりました。振り返ってみるともう1年以上毎回、こんなことをやりながら入賞させていただいてます。はたしてこんなことでいいんだろうか・・・・疑問符がいっぱいです。

エキスパートディスタンスの1ラウンド目が中盤にさしかかったとき、こんな思いが浮かんできました。
この日はどろんこ状態のコンディション。多くの参加者がロングはやめてミドルゾーンに投げ込んでいます。
そのためミドルエリアはぐちゃぐちゃです。
「こんな状態であれば、短い距離に投げ込むゲ−ムで参加してもいいんじゃないかな?もしかするとビンゴでも楽しめるかも?」
そこで、急遽当日エントリーをすませて、ひさしぶりに普通のディスクを握り、投げ練をしました。
しかしながら、ディスクはちゃんと前に飛びません。
ひどいスローイング・・・・こんなの取れるわけがないなぁ〜とぼやきながら本番がやってきました。
ビンゴはいつも通りコート前でしっかり落ち着いています。そしてコートに入ってアテンションをとった瞬間にスイッチがはいります。
レディゴーの合図とともに走り始めます。
私がディスクを投げ込みます。
すこし低いスローだがまっすぐ飛んで行く・・・・・しかしながらビンゴの足ではもはやそれにおいつく事はできなかったのです。
地面に落ちてどろにまみれたディスクを申し訳なさそうに拾ってかえるビンゴ
「とうちゃん、ぼく、そんなに走れないよぉ〜」
涙がでてきます。
次のスローイングはさらに短い距離に投げ込みますが、もう完全にビンゴは追いかける事しません。
あのやる気の塊のビンゴが追いかけないのです。
私も途中からは何をどうしていたのかおぼえていません。
「終わったな」
そう感じました。
2ラウンド目はキャンセルをしました。
ビンゴと1歳すぎからはじめたディスクドッグ競技
5月で11歳になりますから、およそ10年間続けてきました。
若い頃は特に良いときが沢山ありました。
5〜6歳の頃は新たなピークがやってきて、この数年はだましだましやりながらがんばってきました。
振り返ってみれば悪い時のほうが良いときの何倍も多くなりました。
練習する機会はめっきり減って、もう何年もビンゴにフリスビーを投げていないことに気づきます。
私は今、股関節形成不全という病気の本当の怖さを実感しています。耳の聞こえない致命的な欠陥を補えない自分の不甲斐なさを実感しています。
「もう、これで終わりにしよう」
1ラウンド目を終えてコートを去るときにそう決めました。

しかしその気持ちはすぐに変わって行きました。
生徒さん達のがんばる姿、病気を乗り越えて楽しそうに走るルナの姿、なにがなんだかわからないけれど、元気いっぱいコートではしゃぐキャス・・・みんながんばっている。

自分の中で何かがかわりました。
もう自分の役割は楽しむ事と結果を出す事を両立しなくていいんだ・・・・
ただ、ただ楽しむ姿だけをみせていこう・・・
いや、もうそれしかできない。そうしなければビンゴは楽しめないのだから。

プライドも過去の実績も全部捨てましたから私達に結果を望まないでください。
よけいなプレッシャーはいりません。
スローイングもめちゃくちゃで、キャッチもできませんが、もってこい遊びならできます。
もしかするとレトリーブにエントリーするかもしれません。
人はそれをみて「勝ちに行く」なんて言う人もいるかもしれませんが、残念でした。私はそうしたプレーをするつもりはこれまでもこれからもありません。そう口にしていたとしても、それは楽しむ為のアクションであることを理解してください。
これはいいわけではなく、わたしとビンゴからのお願いです。
私達の挑戦はまだまだ続きます。
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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