サンカクの関係

おはようございます
どんよりした曇り空、今にも泣き出しそうです。夕方あたりに一雨ふるかもしれませんね。

昨日も怒濤のレッスンでした。お天気も守られて楽しい時が過ぎていきました。
牧羊犬のグループレッスンの際に、こんな話題があがりました。
「おばあちゃんがなんでも与えちゃう」
そう、欲しがるものはなんでも与えてしまうってことですね。
これはじつによくある事で、犬に菓子パンの大半を与えたり、中にはお茶の葉っぱまでも与えてしまう強者もあります。
しかも注意しても聞かない(笑)
そうなると、犬のほうもおばあちゃんの前にべったりとはりついてしまいます。
けれどもこれはなにも老人に限ったことではありません。っというのは、実は私も最近はビンゴやアールになんでもあげてしまいます。
朝、ママさんが小さく切ったリンゴを食卓にあげてくれます。
勿論これは人の為です。
しかし食卓にスタンバイしているのは、アールとビンゴです。私の足元にはよだれの海!
背筋をのばして、びしっと座って真顔でこっちを見ているビンゴ、とぼ〜んとした顔でこっちをみているアール・・・・無言でリンゴを口の中に放り込む私
アールが1個、ビンゴが1個、自分が1個・・・はいっアールが1個、ビンゴが1個、自分が1個
まだ欲しいのぉ、しょうがないぁ〜アールが1個、ビンゴが1個、自分が1個
あっ、あと1個しかないよ、じゃあ2つに分けようねっ、はいアールくん、はいビンゴくん・・・
そして、きれいさっぱりリンゴはなくなります。
ママさんからは「で、私の分はどこ?」と毎回叱られるわけです。
そんなことが朝の食卓で繰り広げられます。
おかげでアールもビンゴもどんどん図々しくなってきて、なんでも自分がもらえると思い始めています。
以前は他人から何かをねだることはありませんでしたが、この数年でそれも崩壊、なにか食べものをくれる人の前にはり付きます・・・・完全におばかさん状態です。
まぁ、14歳と11歳ですから老犬のど真ん中にいますから、食べる事にどん欲になっていることはすばらしいことです(ほんとはこんなことしてちゃぁダメですからね〜って自分のダメさを棚にあげる私)
老人といえば、アウラのある町田市玉川学園にお住まいだった、赤瀬川原平さんが昨日亡くなりました。77歳でした。
赤瀬川原平さんは前衛美術家、漫画家・イラストレーター、小説家・エッセイスト、 写真家といった複数の顔を持つ芸術家です。玉川学園にあるご自宅は「ニラハウス」と呼ばれ、新築時から屋根にニラが植わっていました。その風情からも、赤瀬川さんの温和なお人柄が伺われます。路上観察学会というおもしろい会もたちあげられ、愛用のライカで写真をとられていたようです。
そして赤瀬川さんと言えば流行語にもなった「老人力」という本も有名です。
効率や、是か非かのような白黒主義が主流の中で、彼はマイナス方向の力が実はとっても大事であることを伝えています。
著書にある「ボケたのではなく、忘れる力を身に付けたのだ」という発想は、単なる言葉遊びではなく、力を抜いて生きるスローライフの素晴らしさを教えているように感じます。

世の中は、マルかバツかで仕分ければこんなにわかりやすいものはありません。これは正しくて、これは間違っている・・・でも本当にそうなのでしょうか?もしかするとマルでもバツでもないサンカクが沢山あるのでは?
でもサンカクのすばらしさを伝える人は少ないようにおもいます。
サンカクは、正しくも間違いでもないけれど、どちらにでもなれる可能性をもっていると私は思います。
人と犬の関係もマルかバツで言い表す人や情報が多いですね。
でも、紙面数が限定されている雑誌にあるマニュアルや、視聴率をあげるために作られた動物番組にでてくる犬と人のようにわかりやすい関係は皆無です。そこには私達の生活臭も歴史も性格も・・・ほとんどのことが反映されていません。

アウラではサンカクの関係を育みます。
犬と暮らすのが始めての方が、プロのように上手く行く方がおかしいし、できないことがあってあたりまえです。私はそれをダメだとは思わない。
それは×でも○でもない△です。
△を一生懸命がんばってみがいていけば、やがてはちいさな○ができます。
それことが等身大の正しい関係です。
そんな○を見つけに、そして努力をしにアウラにいらっしゃいませんか?

といいながら11月の新規受付は、平日が1組、土日が1組とあいかわらず激混みです。
でも可能な限り対応してまいります。そう、キャパは自分で決めるものではないですからね〜
自分にも△をつけて生きています。
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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