試乗記・・・ちょっと長い

今日はお休みの1日でした。
有効に使うため、早朝から始動♪
そしてひさしぶりの試乗となりました。
乗ったのは、ルノーのカングーです。
この車は私の大好きな車のひとつですが、実は試乗したことがありませんでした。
カングーは正真正銘のフランス車です。事実フランスで全てを生産しています。
本国では、様々なものを運ぶトランスポーターとして愛されていますし、独特のコンセプトは初代から現在にしっかり受け継がれています。
そのコンセプトは、見て、乗って、使って、楽しいという本質にあります。
無駄を省き、華飾もなく、シンプルでリラックスしたスタイルが車を使う側に本物とは何かという価値を問いかけます。
勿論、華飾された本物も素晴しいものがありますが、カングーのような本物はそうはありません。
私が乗っているメルセデスベンツのトランスポーターもやはりその1つですが、同様の息吹をカングーには感じます。

 実は、今回の試乗は、そのメルセデスベンツのトランスポーター(ワンワン号)を手放す決意からの試乗なのです。
18年間乗り続け、20年乗ろうと有言実行男は18年前に誓っていたのですが、残念ながらそれを実行することが難しくなったのです。
 このところ生活スタイルがかわってきたため、以前のようにワンワン号が活躍する場面は減ってきました。
2〜3年前から、年に1000kmも乗らないほどです。
以前は16フィートのカヌーやバイク、あるいはダウンヒルバイク(自転車)を積んで日本中を走り回りました。
積んだものも、河原の石ころ運びにはじまり、引っ越しの荷物、キャンプ用品、沢山の友達、病人(父親)、山ほどの薪、家具やDIY用品、女性や子供(今の奥様・・他笑)、そして犬達・・・・
競技会やイベントでも大活躍のワンワン号ですが、18年の歳月はさすがにいたるところに現れ始めました。
一番の問題は、雨の日にエンジンが不調になることです。この原因が特定できないため、晴れの日しか乗れなくなってしまいました。それも乗らなくなってしまった理由のひとつですが、なにしろ幅2m、長さが5m、高さは2.3mもある巨体にめいいっぱい積む事がほとんどなくなったことが大きな理由です。
勿論、何も積まないで走っても楽しい車ですし、巨体でありながら乗用車感覚で運転できるところがベンツの凄さでもあります。
12月のおわりが車検です。それを機に乗り換えをしようと決意したのはつい数日前のことです。

じゃあ、何にしようか?
軽自動車も悪くない・・・・でも仕事で使うには小さすぎる。燃費もいいしコンパクトながらも機能も充実しているし、安全性も高いが私には逆オーバースペックです。ハスラーはその筆頭でした。
小型車であれば、フィットが群を抜いてすばらしいが、荷物が乗らない・・・・それにリコールが多すぎる。
小さめの商用車であれば、トヨタのタウンエースや日産のNV200等が使い勝手が高い。
でもそれじゃあ、ありのままに商用車だし、なんといってもデザインが好みではない。
ミニバンタイプは、フレンチ号と重複してしまうから必要ない。
そうなってくると選択肢はたったひとつ・・・つまりルノーのカングーしかないのです。
見た目はミニバンタイプだし、シンプルな作りは、商用車ライクです。
しかし、そこはフランス車、デザインが違うのです。
幅はアルファード等のミニバンに近いほどありながら、長さはフリード程度しかありません。
高さもそれくらいです。つまり幅広で胴が短いのです。
それ故に取り回しがよいにもかかわらず、空間は見た目以上に広いのが魅力的なところです。
シートのアレンジはたったひとつ!フルフラットのみですが、それで十分です。
2列目を倒せば、大人2名が十分寝れるサイズです。
内装なんて、国産車の20年前のクオリティです・・・いや、違うな、あえてチープな作りが潔いのです。
樹脂は樹脂として、鉄板は鉄板としてみせる。いらない装備は排除する。だからスイッチも少ないしシンプルです。まぁ、それでもクルーズコントロールやオートライトやオートワイパーなどの機能はちゃんとついているし、むしろそんなもの他ではみたことないような装備がついている。
両側スライドドアだが、勿論手動です。ゆっくり動く電動なんて、働く車は待ってられません。
さくさくと開閉できる手動こそが機能的だという考えなのです。
ドアの軽さなんて、今の軽自動車のほうがよっぽどしっかりしていそう(笑)
でも、窓のデザインやアイポイントも含めて考えられたドアは、乗り込んだ瞬間にそのチープな音や軽さを忘れさせてくれます。
チープだから安全でないかといえばそうではありません。ちゃんと普通にエアバックや横滑り防止装置等は標準装備です。
エンジンは1600ccで105馬力と、決してパワフルではありません。
国産車のほうがはるかにパワーはありますが、飛ばすわけでなし、ゆっくりと流れにさえ乗れれば十分という考え方です。
実際試乗してみても、ちっとも遅くないし、むしろ、重めのアクセルやハンドルが安定感につながるし、車格以上のクオリティを示してくれます。
乗り心地は、走り始めるとわかるのですが、多くの一般的な路面や、一般的な速度域の中で、車は常にフラットで安定しています。
そしてシートはまるで気持ちのよいソファに座っているような感覚。
そう、部屋の中にいる感じで移動しているのです。
これが何を意味するか?
それこそ、冒頭にあげたルノーのポリシー。
無駄を省き、華飾もなく、シンプルでリラックスしたスタイルなのです。
運転席に座れば、間近にみえるのは、チープなプラスティック塗装した金属。質素なメーターやスイッチパネルです。
しかし、窓の外をみれば、そこに広がる素晴しい景色!窓枠に組み込まれて絵画のようだというとちょっと大げさか・・・

見た目以上に利用価値のあるスペース
家にいるようなリラックスした乗り心地
窓の外にひろがる素晴しい景色

この3つがあれば、あとは何が必要なんだろう・・・・
そう語りかけているようにも思えた試乗でした。

ただひとつ、残念なのは、一昨年、マイナーチェンジをして、顔つきががらりと変身してしまった。
今時のルノー顔になったため、顔以外は以前のままなので、とってもアンバランスに感じてしまうのです。
もちろん、ちゃんとデザインしているのでまとまってはいるのですが、私はどうしてもこの顔が気に入らないのです。
マイナーチェンジ前の、まるっこい、人懐っこいファニーな顔が好きなのです。
でも、残念ながらそれを新車で手に入れる事は不可能です。
今のデザインのものをぐっと堪えて新車で買うか、程度のよい丸顔の中古車を探すか・・・
全てはこの数日で決まるのです。
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aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
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ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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