ファンマッチ後記その4

気持ちのいい青空、さわやかな風がふいています
昨日はレッスンの後にレッスン場のシンボルツリーを植えました。
屋外レッスン場側にはトネリコの株立ちで2m以上あるものです。緑の塀とアウラの素朴な看板にあわせました。
この横に花々を植えれば完成です。
ほとんど土のないレッスン場だけに、こうした木々や花々はみなさんをお迎えするには大切なもの。
華飾にならず、だからといってチープにならず、素朴だけど凛とした・・・そんなイメージを出したかった。
結果はみなさんの判断に委ねられますが、どうみても犬のしつけ教室には見えないことだけは確かです(笑)
屋内レッスン場側にあった雑木は枯れてしまったので入れ替えをしました。
こちらは一本立ちのソヨゴを植えました。
ソヨゴはそよそよと風になびくのでソヨゴといわれます。多くは株立ちのものが好まれるようですが、珍しく一本立ちのものを見つけました。
やや和風な感じもうけるます。
奥ゆかしく、主張が弱いのに植物としてのたくましさや、奥底にあるはかない美しさを感じます。
これも2m以上あるのでシンボルツリーとして場を引き立ててくれそうです。
百日草がまだ咲き続けているので、一緒に植えましたが、これはちょっとミスマッチですね。
山野草のような可憐な花が似合いそうです。百日草が終わったら、探してみようと思います。

さて、ファンマッチ後記です。
ぐるぐるの部は素敵な演技が続きました。
病気を乗り越えての参加もあります。
これで最後という演技もあります。
歳を重ねながらそれぞれの味がうまれてくる。
いいですねぇ〜
ぐるぐるアワードにはコミカルさとシリアスさを併せ持ったルーティンを見せていただいた桜沢さんとナナに与えられました。コミカルな要素はしっかりとした基礎を持っていないと表現しにくいものです。基礎を基礎として見せないことが要求されるわけですから、演技力もかなり要求されてきます。
モチベーターを使わずに最後まで演技をしたことも評価に値しました。

ゆるゆるの部では脱走などもありましたが、この経験こそが人を成長させてくれます。
なぜ脱走したのかを考え、自分と向き合うことができる大切な時間が訪れます。
うちのオビディエンスクラスでは、競技会でよい評価を得たので、試験でも・・・と気負った結果、脱走という結末を迎えました。大変はずかしく、がっかりすることでしたが、彼女はとてもクレバーでした。
犬がわるいのではなく、自分に問題があったことを知っていました。
さっきより良い結果を得たいという勝手な思いが犬に余計なプレッシャーを与えたと知っていました。
彼女は練習の中にもそうしたおごりがあることにも気がついていました。
私はいつも言います。
「演技をしたらこれで終わりではなく、ここから始まる」と
うまくいかなかったことよりも、すこしでも犬の良さが見つけられたなら、次に向かおうという気持ちがわいてくるでしょう。そうでなければ独りよがりで撃沈です。
そんな中、新鮮でかわいらしい演技をみせてくれたのが松本さんとクラウンでした。
一歳にもみたないトイプードルのクラウンが楽しそうに動く姿は微笑ましいものですが、なんといっても松本さんがクラウンを一生懸命にはげまし続けています。出来映えや完成度からすればまだまだですし、改善ポイントだらけですが、始めての発表にそれを求めたら楽しむ事はできません。
フレッシュネスアワードにぴったりの演技でした。
川原さんとカノンは、逆に年齢を重ねて来た豊かな時間が表現されていました。
ポメラニアンのかわいらしさとしっかりとした基礎、育まれてきた時間が演技の随所にちりばめられていました。
初参加という緊張もあったのか、全体的に表現が固かったのですが、それはこれから解きほぐしていけばいいのだと思います。そしてこのペアらしさがもっと現れてくると素晴らしいと思います。

土曜日はぐるぐるの部とゆるゆるの部に加え、この日しかでれないという方達の演技もありました。
タイムスケジュールを苦心して入れてみましたが、結果的にはこれでよかったのかなぁって思いました。
上級者の演技が見れるのは初心者にとっては貴重な時間ですからね。
そんな中でこの日もっとも幸せな時間を手に入れたのは越智さんと姫菜だったのではないでしょうか。
構成や出来映えはともかく、なんというのでしょうか、おたがいがやさしい気持ちになれる時間。
それが見ている人にも伝わっていく・・・いいなぁって思える瞬間が訪れる。
昨今、競技性が強く示されているが故に、クラスアップするために難易度の高い要素を入れざるを得ない演技が多く見られます。それらはたしかに素晴らしいのですが、中には、それは演技ではなく競技ですね、と感じたり、それは構成であって個性ではありませんね、と思えることもすくなくありません。
私はフリースタイルの基本は犬も人も笑顔になれたり、感動したりする瞬間があることだと思っています。
このペアにはキラキラアワードが与えられました。
吉田さんとおりべはいつもアグレッシブなボーダーコリーの悪い面をしっかり押さえ込みながら、独自の世界観を表現しています。基礎力はテクニカルな部分だけでなく、アーティステックな面にも言及し、互いの調和を考えた構成になっていました。出来映え的にはもっとできるところもあったと思いますが、作品としての質の高さが伺われました。
TINOアワードがおくられました。
ほかにも素晴らしい演技が沢山ありましたが、それは参加された人のみぞ知るというところですね。

私はいつも思います。
ひとつひとつの作品は一日一日の生活の一こま
その日々の楽しさやがんばりがたった3分たらずの中で表される・・・・こんな無謀で大胆な話はそうはありません。
当然ながらその3分は重ねて来た一日にはおよばない。
練習通りに全部できるなんてことは皆無です。
けれどそうであるからこそ、また明日からがんばろうという気持ちがわいてくる。
それこそが成長の証だと思います。
前回演技してアドバイスしたところが良くなっていると私はとてもうれしく思います。
しかしその部分については何も言いません。だって良くなっている事は当の本人が一番感じているはずですから。
それよりも、また違った部分に言及していく。
そうすることによって、その作品やペアの魅力は増々深まっていく。
口頭アドバイスでは、語らない美学もあるのだと・・・・答えをあえて出さない答えもあるのだと・・・・
ジャッジとしての私もすこしづつですが進化しているのかなぁと感じた1日でした。

昨日のビンゴは、調子がよくありません。
おそらく痛み止めの点滴がきれてきたのでしょう。3週間から4週間が効果のある期間といわれていますので、来週には受けないといけません。
それとは別に、息苦しさもすこしあるようです。
稽古していても、動きに切れがなくなってきました。
やる気があるのに動かない自分がつらそうです。
これがやる気さえなくしてしまわないように、励ましながら試行錯誤が続きます。
稽古のできる時間は10分にもみたなくなってきましたが、それでも毎日続けています。
10分の真剣な稽古が1週間続けば70分です。
それが1ヶ月続けば280分です。
春までに6ヶ月あるとすれば1680分!
ただ過ごし10年一緒にいたってこの時間は訪れません。
どんなに転んだって進化し続けるペアでありたいと思います。
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いつも押していただきありがとうございます。こんなちっこいおやじのブログですが、これもまたビンゴ効果なんでしょうね。みなさんにもビンゴにもありがとうを伝えたい。そんな気持ちでこれからも書き記します。
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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