ラーメン屋のおやじの話は犬にも通じる

昨日、とある有名なラーメン屋にでかけた。
主である九州人のおやじがぎょうざを手で包みながらいろんな話をしました。
「もまなく閉店」という張り紙に、私は、「閉店するんですか?」と質問を投げかけると、主はたまっている物を吐き出すようにしゃべりだした。
「うちの実家のある九州で高菜を育ててるんだけど、九州でもそういう農家はだんだん減ってきたし、ちゃんとやっている人は少ない。」「自分が高菜をやってることなんか、もう見向きもされない」
「いい高菜がはいらなければ博多ラーメンもできんからね」
「うちなんて、全部手作り」「時間もかかるし疲れる」
「でもそういうのが認められない」「みんなチェーン店だし、そういうところは包丁も使わない」「それを料理というから不思議だし、客もそれをうまいと思うから怖い」
「コンビニもそう」「むかしのような駄菓子屋はなくなってしまった」「なくしたのは駄菓子屋がそうしたかったからじゃなくて、客がなくした」「駄菓子屋がなくなって、子供達を教育する場がなくなった」「コンビニにいくと、店員がくそガキにまで敬語でしゃべりやがる」「あれじゃあ、ロボットだし、子供も勘違いする」
「駄菓子屋いくと、ばばぁによく叱られたし、ほめられた」
「親もダメ!」「子供になになにしなさいって言う」「それじゃあ子供は考えない」「過保護だし、子供に任せないから自信もつかない」「自信のない子は大人になっても自分で何かをやらずに、言われてからするようになる」「それか、わけもわからずやってしまうから事件になる」
「俺なんて毎日喧嘩して、毎日叱られて大きくなったけど、今そんなことしたら事件だもんね」
「まぁ、そんなことで、今は地元に馬飼ったり色々と準備しているところ・・・だからいつ閉店するとはいえないけどほんとです」

とにかく口は悪いけど、全部そのとおりだと思った。というかそうだからこそアウラのレッスンは自発性から内発性に向かうレッスンになっている。
そう、この話は全部犬の世界にもつながっている。
ドッグトレーニングの世界も、指示をだしてそれに従うというスタイルが定着してしまったがゆえに、見た目には賢そうにみえるけど、実は犬はトレーニングをすればするほどバカになっていく。どんどんロボット化してしまう。
それに対してアウラでは犬に考えさせるし、本来の犬らしさをまず重視する。
犬からすれば、そこにいる飼い主さんも、草花も、犬のおしっこのにおいも、他の犬も、いろんな音も、すべて平等に存在するわけで、そのどれをチョイスするかは犬の自由であるべきだ。
しかし自由でありながらも、我々のおもうほうへ導くお膳立てをしていく。それはどこかで一流の料理人のような見立てであり、感覚が必要。
「気づき」
この言葉の意味するところに本筋がかくれている。
そんなことをアウラはもう10年以上続けている。
10年前にそんなことやってたのはムツゴロウさんくらいだったかもしれないけれど、最近はすこしづつ変わってきたように思う。それでもまだ多くは犬をリードでつないでトレーニングをしている。
あれじゃあ犬は奴隷だし、言う事しか聞かないロボットになる。競技会でどんなに優秀な成績をとったとしても、日常ではその力は訓練士がいなければ発揮できない。
そうじゃないんだ、犬だけでも力を発揮できる存在でなくてはならないし、そこに人が介入することで、その力は何倍にも増幅されなくてはならない。
訓練馬鹿はいらないし、訓練マニアもいらない。
ひたすらに犬を犬として認めながら、人は犬社会を学ぶ。同時に犬は人と暮らす中で人社会のルールを学ぶ。
この双方の学びと気づきがなければ、トレーニングなんてやめろといいたい・・・・おっと、ラーメン屋のおやじの口の悪さが移ってしまった。言い過ぎたかな(笑)

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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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