ルーデンスの学び

昨日のルーデンスクラスです。
シェリちゃんに加えボーターコリーのサムの登場です。この子は、はるばる長野県からやってきます。
土曜日は午後からですので飼い主さんはそのまま一緒に一日を過ごします。
その間にいろんなお話もできますし、私のデモも見れるし一緒にトレーニングも沢山できます。
アウラのルーデンスクラスは単純に時間とお金では計れないところに価値があります♪
まずは犬プロレスです。過去にも会っているのではじめっから激しいバトルです。
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たぶん知らない人が見たら喧嘩していると思うでしょうね。
基本介入しませんが、タイミングをみて私のほうにアテンションを持たせていきます。
でも「さぁ、はじめますよ」とはなりません。
流れるように、すーっと入っていきます。
この感覚は例えるならばライブで盛り上げていくアーティストの間のようなものでしょうか?
そこからは2頭でのヒールウォークへ誘います。はじめこそ位置関係とスピードと興奮度がかみあいませんが、海の波のように、押しては引き、引いては押しながら、すこしづつ、しかしとても早い段階でセッティングをしていきます。
そうすると、この日はじめて2頭は私の横にならんでウォーキングができるようになっていきます。
勿論、だからといってこれが外でできるわけではありません。
でも、ここでできないものが外でできるわけがありませんね。
その後は、待つ事の意識を持たせるワークです。
一頭の犬が興奮していても、もう一頭の犬は静かに待つことを学んでいきます。
これは子犬にとって、しかもボーダーコリーにとっては大変ハードルが高いのですが、サムはよくがんばりました。
シェリはもうばっちりできますね。
その後、すこし飼い主さんにレクチャーしてあっという間に2時間がすぎました。
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すっかり仲良し♪
疲れたところで外出です。
みんなでおいしいパン屋のテラスでティータイムです。
車にクレートを設置してそれぞれを乗せていきます。この時も基本的に自分で飛び乗る事を伝えていきます。
シェリはもうすっかりなれているので、自分から飛び乗ってクレートに入っていきます。
サムははじめてですし、飼い主さんの車にも嫌がって乗らないとのこと。
私は体を使いながらできるかぎり誘導をせずに自発的に乗っていくようにしむけていきます。
1〜2分ほどかかりましたがサムは自分から飛び乗ってクレートに入っていきました。
全員が私の車に乗り込んでドライブです。
サムもシェリもいないくらいおとなしく乗っています。
なんにも教えていないのですが、条件さえ整えていけばちゃんとできるのです。
パン屋に到着♪
パンとコーヒーを買って、テラスでくつろぎます。
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といっても、3時なので人がいっぱいです。テラス席にも子供がわんさかいます。
反応の強いサムにとっては、まさに学習にうってつけです。
ボーダーコリーの問題行動といえば、たった一つです。そう羊の群れの追い込み(ハーディング)です。
それを動くもののありとあらゆるものに意識を持っています。
ハーディング行動はいくつかの行動に分類されますが、その多くは4週齢から20週齢に顕著にあらわれ固定化されます。
※もし牧羊犬をやりたいのであればこの時期に注目しなくてはなりませんし、そうでなければ他に意識を向けることに力を注がないといけません。
ところが多くの飼い主さんやトレーナーはそれに気がつきません。
※経験とスキルが高い場合は別です
そして車などに反応しはじめて、はじめてなんとかしなくては・・・となります。
私の場合はそれ以前の行動に着目して進めていきます。
また、ボーダーコリーにもいろんなタイプがありますので、それも見極める経験が必要です。
ここでもサムはよくがんばりましたね。
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それからまた車に乗ってすこし移動。
公園の近くにあるパーキングに車を止めて散歩です。
ここは飼い主さんにハンドリングしてもらいますが、サムはシェリが気になってちゃんと歩けません。
そこで私がサムをハンドリングして、シェリを前に出して歩きます。
逆にサムを前にも出します。いろんな事を試しながらほどよい位置関係を探っていきます。
それをできるだけ速やかに行う事で「間」が保たれていきます。
公園につくと、広場で親子がサッカーの練習をしていました。
ナイスタイミングです。
ここでこそ学ばねば!
子供のはしゃぐ声と動き、そしてボール・・・そんな中で待つ意識を持たせていきます。
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こうして知らず知らずのうちに「待つ事の意味と価値」を学んでいきます。
その後はすこし木々の生い茂った中を歩きます。
いろんな環境を経験するということは、将来を楽しく生きる術を身につけるということです。
多すぎるという事はありません。気がついたらどこででも経験はできますね。
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公園をぐるっと一周したら元の広場で遊びます。
ロングリードをつけて、フリーな状態で遊びます。
遊びには、解放の力と集中の力の両方が備わっています。そのどちらのスイッチを押すかによって学ぶものが変わります。
うまくは書けませんが・・・こういうことです。
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その後は呼ばれたらすばやく戻りたいという意識と、待つ事の意識を学びます。
教えてもいないのに、すでに20mくらい離れて待つ事ができるし、全速力で戻る事ができます。
勿論完璧ではないし、完璧など求めていませんし、求めてはいけません。
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よく遊びよく学ぶ!
帰りは飼い主さんがリードを持ってパーキングに戻ります。
途中の横断歩道でヒールウォークの練習です。
まだまだですが、よくがんばっています。
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レッスン場に帰って一休み。
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いや、もう充足感で満たされています。
ここで5時となり、すこしお話をして終了となりました。
今日はこんなルーデンスな時間を過ごしました。
あっ、お昼ねの時間なかったね・・・家でぐっすり寝てくださいっ(笑)

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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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