一期一会

お天気が微妙な一日になりそうですね。
今日のルーデンスにはトイプードルのパブロとゴールデンのシェリがやってきます。
凸凹をどう仕上げていくか、またご報告しますね。
さて、アウラはいつの間にかK-9フリースタイル(俗称ドッグダンス)のレッスンが盛んな教室になりました。
フリースタイルだけでも30頭以上がレッスンに来ています。多い時は50頭になることもあります。
でも、だからといってそれが主体ではありません。あくまでも犬と飼い主さんととりまく社会が安全に楽しく過ごせる術を身につけるための教室です。
生後2.5ヶ月齢の子犬から10歳を超える老犬まで沢山の犬達がやってきます。
しかしながら数が多ければいいというものでもスキルが高ければ良いというものでも、いろんな事をやっていれば良いというものでもないと常々思います。

「一期一会」という言葉があります。ちょっと前のブログでも出てきた言葉です。
一期一会(いちごいちえ)とは、茶道に由来する日本のことわざ・四字熟語。
茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味する。
私はこの言葉を大切にしています。だからといってそのようにできているかは別ですが、できるかぎり大切にと願っています。
一人でできる事には限りがありますが、出会いの始まりと終わりを大切にしたいと感じます。
そんなことからか、私の仕事のはじまりは掃除です。終わりも掃除です。
この仕事は人には任せられません。勿論生徒さんにさせるなんて言語道断です。
ところが何も言わないのにアウラの生徒さん達はすすんで片付けを手伝ってくれます。
私もみなさんも一緒になって片付けて掃除をする・・・・
申し訳ないと思いながらも、嬉しくてたまりません。
すると自分の中に知らぬ間にもっときれいにして向かえたいという気持ちが芽生えてきます。
掃除というのは、単に拭けば良い、掃けば良い、箱に入れれば良いというものではないのだと言う事に気がつきます。
やはりひとつひとつの作法というのは意味があって、そこに人の心の交わりがある。

それと同じように、犬のしつけ、トレーニング、訓練、フリースタイル・・・どれをとっても、それができれば良いという事ではない。
どんなに上手くできたとしても、競技で得点が高くとも、順位が良かろうが、相手を受け止める何かがなければ、ただの得点、ただの順位にしかならない。
相手を受け止める何か・・・そこに「間」というものが生じる。
「間」の持つ力は強力です。
私はまだまだうまく「間」をとれないことがありますが、犬との一期一会はまさに、この「間」というものが生命線であると感じます。
「間」は生得的なパーソナルスペースと習得していく社会的なパーソナルスペースに影響されますし、心理的な距離でも表されます。
トレーニングにおいてのメソッドとしては、犬に選ばせるリコールや散歩、あるいはバリアを使った行動の強化などがあります。これらは古典的なシェーピングやキャプチャリングと似ているし、クリッカートレーニングとの接点もありますが、それらの手段では得られない、より精神的で心理的な学習があります。
私はそれを十年以上かけて体系づけてきましたが、未だ未知数なところが沢山あります。
それ故に、ドッグトレーニングとか行動学とか心理学とか・・・そんなものではないところでテーブルを広げ始めてしまいます。
「一期一会」もそのひとつです。
一見トレーニングとはまったく関係のないことのようですが、私にとってはとっても大事なことなのです。
これをトレーニングの領域に体系づけていくのはとても難解ですし、レッスンメソッドとしてお伝えすることは困難きわまりなく、わけのわからない言葉を発するへんなおっさん化してしまうわけです。

話がちょっと飛びますが、どこかの都のトップの話題が持ち切りですが、法にふれなけばいいだろうという考え方、自分が意図した約束さえ守っていればいいだろうという理屈・・・残念ながらそこには相手の顔も心も見えません。
自己擁護にかけては天下一品で、マニュアルはできたとしても、それ以上のことは何もつたわってきません。
完全にパーソナルスペース・・・間を無視した言動
「一期一会」・・・彼にもきっとあるはずと信じたいが・・・
私の動物取り扱い業の許可書にも彼の名前が記載されていますが・・・・破り捨てたいと思ってしまう今日この頃です。
あれっ、落ちが違ったですね〜

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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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