イメージと気持ち

朝から、しかめっつらの太陽がこっちを睨んでいますね。暑くなりそうです。水分補給しっかりでいきましょう。
昨日も沢山の犬達でにぎわったアウラでした。
「みなさんの笑顔が犬の笑顔にかわり、犬の笑顔が人を幸せにする。」
そんなことを言葉をかえてお伝えしているのですが、言葉には含まれるイメージと気持ちが必要です。
そのイメージと気持ちを伝えあうことこそがドッグトレーニング。
大抵の場合はその言葉とは「ほめてください」という感じで使われます。
じゃあ、ほめるってどういうことでしょう?
「よしよし」と言う事?
「なでること」と言う事?
「おやつをあげる」と言う事?
「遊ぶ」と言う事?
いいえ、違います。
それは具体的な現象でしかありません。そこにはイメージも気持ちも備わりにくいものです。
実は「ほめる」とはその事象の前後に備わるのです。
もし、あなたがなんでもない日に突然、気になる誰かからプレゼントを頂き告白されたとしたらどうでしょうか?
すごく嬉しいですよね。
でもそれは、そのプレゼントが嬉しいのではなくて、気持ちがつながっているんだということが嬉しいのです。
「気になる」ということはその時にはじまったわけではなく、ずっと前からすこしづつ積み重ねてきたもののはず。
その「気になる」のプロセスの中にこそ「ほめてください」は存在するのです。
えっ、よくわからない?
つまり、「できたからほめる」ではないってことです。
「できる前からほめる」これがイメージと気持ちを伝えあうことなのです。
だって、黙っていたらいつまでたっても気持ちはつたわらないでしょ♪
相手は犬ですからね、勿論人間の言葉じゃだめですよ♪
コマンド?
オスワリとかマテとかですか?
はい、使ってもいいですが、それは別のものです。
コマンドはあくまでも指示語です。
「○○コイっ」で呼び戻しているうちは残念ながらその領域には到達できません。
そうそう、うちのビンゴは5歳くらいから耳が聞こえませんでした。
だから行動の全てはボディランゲージに関わる表現が必要でした。
しかしながら、だからといって手話のようにあれこれと動かして伝えているかというとそうではありませんでした。
私はビンゴとの関わりであることを学びました。
これはとても貴重な経験です。
言葉のない会話・・・どうやってイメージと気持ちを伝えるか?
とくにフリースタイルをやっていると、バックグラウンドに聞こえる音楽がビンゴには聞こえません。
通常であれば音楽を聞いていると犬にもリズムやイメージがうまれます。
もちろんそれは人との関わりの中でうまれるものでもあります。
たとえばアクロバティックな動きをするルーティンを作ったなら、犬にとってはそれは躍動感のある動きですから、楽しんでいるとすれば犬の表情は生き生きとしているはずです。しかしながら、うなだれていたり、頭の中で考え込んでいるような表情であったとすれば、それは単に犬のポテンシャルだけで動かしている「指示」にすぎません。
しかし、ビンゴは聞こえないはずの曲のイメージをつかんでいました。
行動はコマンドではなく、手話でもなく伝わっていました。
これをどう説明すれば良いか?
まだ自分の力不足のため、うまくお伝えすることができないところもありますが、ここにこそ「ほめる」が備わっています。
もしかすると触るとか撫でるという行為そのものではなく、その手のひらから感じる温度や感触の中にヒントがあるかもしれませんね。
トリーツをあげることそのものではなく、あげる時以前に思い描く気持ちにこそヒントがあるかもしれません。
こんなことを想像したり、やってみることは、本当に楽しくて幸せな気持ちになります。
パピー達にかぎらず、10歳を超える犬達もやってくるアウラですが、どんな子ともそれは可能です。
さぁ、今日もそんなお話を交えながらレッスンをすすめていきましょう♪
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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