気は心

私はいつも思います。
犬と人はふたつでひとつだと。
ところがそうでないこともあります。
そうでない時もあります。
今日は夕方から友人と釣具屋にいってからいろんな話をしました。
テーマがありましたが、そのひとつは「言葉」についてです。
「言葉」にはいろんな意味が込められています。
辞書に書かれているような本来の意味
そこにまつわる思いや考え、あるいは価値観
時間軸
ふくみ
強さや弱さ
喜び妬みや辛みや哀しみ

先日、とある事件で教育評論家の尾木 直樹さんのブログが炎上したといいます。
尾木さんの言葉はいつも愛情に満ちているし示唆に富んでいると私は感じますが、すべての方がそうとは感じないし、感じられない時や気分の時、あるいは価値観や、まわりから受ける影響によって、言葉が違う意味を持つことがあります。
そうなると言葉はどんどんひとり歩きをはじめてしまい、当の本人の思いとは別のところにいってしまう。
知らぬは本人ばかり・・・
最後は尾木ママのブログはただの暴力とまで言われてしまう。
しかしながら、そうつぶやくその人はほんの数日前まで尾木さんの言葉に感動していたりもする。
ファン心理というものが心理学にはありますが、過ぎてしまうとそれがおもわぬ心理に変換され事件になることがあります。
それは依存心が強い人ほどそうなりやすく、期待が大きい程にそうなりやすい。
結果的には裏切られたと勘違いしてしまったり、あんな人だとは思わなかったと誹謗中傷を繰り返す事で自分のプライドや心のよりどころを守ろうとします。
私も過去に何度かそういった対象にされたことがあります。
その度に言葉の意味について深く考えます。
結論は出ませんが
尾木ママのブログ炎上のような事件を聞くたびに、成熟社会の闇を感じます。
舛添さんの事件もまた同じです。
都知事に選んだ人達は、その時、「彼が一番だと」選んだのです。
彼の言葉に希望を託し、ファン心理のようなものが芽生える。
ところが、時間軸が動きだし、環境や景気が変わると、ほころびを探す人が出てくる。成熟社会ならではかもしれない。
そしてつつきだすと、ブログどころか、マスコミを含めて袋だたきにする。
先日、全員が外国人というキャストというテレビの討論番組で、「日本人は建前と本音が違いすぎる」「こんなにも裏で誹謗中傷する国民性はほかにはない」とまで言わしめていた。
成熟社会は混沌としたカオスでもあるから、今後もこうしたことはしばらく続くのかもしれない。
今度の21人の都知事立候補者達はそのことを前提に都知事になることを予め約束されたようなものかもしれません。

性善説と性悪説という言葉があります。
性善説は、
人間は善を行うべき道徳的本性を先天的に具有しており、 悪の行為はその本性を汚損・隠蔽することから起こるとする説。正統的儒学の人間観。孟子の首唱。
性悪説は
人間の本性を利己的欲望とみて、善の行為は後天的習得によってのみ可能とする説。孟子の性善説に対立して荀子が首唱。
では人とはどちらを信じるのか?
尾木ママのブログ炎上や舛添さん下しを鑑みると、人はそのどちらをも持っているということかもしれませんね。
勿論、尾木さんも舛添さんも、そしてこの私もそれは同じでしょう。
おっと、犬の話から随分それてしまいましたね・・・

犬と正直に向き合っていると、ブログ炎上も袋だたきも誹謗中傷もなくて、性善説も性悪説もありません。

犬はいつも私たちを明るく照らしてくれる太陽
私たちは、明るいところと暗いところを持った月
でもその両方がなくては地球はまわらない。
犬はいつも正直です。暗いところがあると、より明るくしようとします。
明るいところがありすぎると暗くしようとします。
ちょうどいい明るさでてらしてくれればハッピーだけど、いつもそうではない。
だから朝と夜があるし、季節がある。
ここに「気」が生じるのですが、このバランス感覚があまりよくない人と犬の関係では「気」がおかしなことになっていることが多いものです。
私の仕事のひとつは、この「気」をちゃんとしたところに置けるようにすることです。
オビディエンスもディスクもフリースタイルもフライボールも普段のレッスンも、全ては「気」によってバランスをとっているのです。
それに、ありとあらゆる言葉を付け加えてフォームにしているだけなのです。

私はいつも思います。
犬と人はふたつでひとつだと。
ところがそうでないこともあります。
付け加えるならば
人はいつも一人だと
ところがそうでないこともあるのだと。
「気」はひとりでは生じさせることはできないのですね。
気がないところでいくら一人であれがやりたい、これがやりたいとかけずり回ってみたところで、カタチばかりに気をとられてしまい、心を感じられないままに過ぎてしまうことも多いのが世の常。
できるできないではなくて、「気」を得る事・・・気は心
犬との関わりではそこが一番大事なのかもしれませんね。
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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