犬の突然

夏休みのお知らせ 8月22日〜27日まで夏休みになります。その間にお問い合わせ頂きましたご返信は28日以降となります。

よく、「突然吠えるようになりました」「突然噛みついてきた」「突然引っ張ります」というように「突然○○」という言葉をお聞きします。
では本当にある日突然その行動は始まったのでしょうか?
残念ながら大半はそうではありません。
多くの場合はすこしづつその行動は始まっており、それに気がつかないままに、ある日大きな変化を遂げるのです。
ですから飼い主さんは気がつかないので「突然・・・」となるわけです。
それを世の中では犬の問題行動としてとらえています。最近でこそ、それは犬ではなくて飼い主さんの問題という捉え方も増えてきました。
ではそれは気がつかない飼い主さんの問題なのでしょうか?
そうである飼い主さんも多分にいらっしゃいますが、それでも全てが飼い主さんの問題とも限りません。
だれに責任があるわけでもなく、責任はあなたにあると言う事が大事でもなく、なによりも安心して過ごせるようになることが大事なわけです。
それに問題の多くは、「時間」「環境」「犬の性格」「人の性格」「社会化の状況」「ストレス背景」等の様々な要因の重なりの中で起こりますから、どこをどうすれば改善されるという明確な答えはありません。
ですからネットの情報で解決しようとする事自体が間違っているといっても過言ではありません。
だって、ネットの情報の中に自分の性格や生活背景は反映されていませんからね〜
そこで、どんなことにもある程度共通する3つのポイントをあげてみました。
この3つのポイントがある程度満たされていれば突然行動を見つけるきっかけはつかめるはずです。
※具体的なアドバイスは個々に違ってきますのでここには書きません。書くと誤解してそのままそれをやって失敗しますからね・・・それがネットの情報ですから。

・遊んでいるか?
これは一人遊びではなく、一緒に遊んでいるか?ということです。
犬だけが与えられたおもちゃでひとりで遊んでいることは好ましくありません。
留守番が多くて、かわいそうだからとサークルの中にいろんなおもちゃを放り込んでいく方がいらっしゃるようですが、それこそが意思疎通の阻害に発展するはじめの一歩です。
かわいそうなのは留守番ではなく、ひとりで遊ばなくてはならないその姿であることを考え想像してみてください。
犬は社会性のある動物です。猫のような単独行動を好む動物ではなく団体行動を好む動物です。
もともと留守番は得意ではいのです。にもかかわらず生まれて数ヶ月の子犬に一日8時間、9時間といった長時間の留守番をさせることは当然避けなくてはなりません。
しかし自分も仕事にいかなくてはならないし・・・・・いやいや言い訳なら私にではなく愛犬にしてくださいね。
でも子犬はそんなことはつゆ知らずにある日まったく知らないお家につれて来られて、その翌日からはひとりぼっち
そして与えられたおもちゃで遊びなさいと・・・・
でも遊び方なんて知らないから、結局は破壊して終わり・・・いや終わりではなくそれが始まりなのです。
ある日突然?いいえ、ここでそのスイッチは入っているのです。
もうおわかりですね♪
それ以上は書く必要はないので書きませんが、それくらい遊びというのは大事だということです。

・疲れているか?
遊びとも連動していますが、疲れている子供と子犬はいい子です。
子犬のエネルギーレベルはとてつもなく高いです。
際限がないといってもいいくらいです。代謝サイクルをみてもそれはよくわかります。
一日に何度も食べて何度も排泄して何度も寝ます。それと同じだけ動くのです。
それによって健康は保たれて成長するわけです。これは人間だって同じです。あかちゃんは数時間おきに授乳し排泄し泣きわめきます(運動)。
しかしながら動く事が足りなければ代謝サイクルは崩れますから、それを保とうとする平衡感覚が備わっています。
しかしながら走り回り、甘噛みを連発する子犬を見て、この子は私の事を下に見ていると前時代的な発想で子犬をしかりつける・・・・これはもう本末転倒
しかれば一時的におさまる?いいえ、そこが始まりなのです。
ある日突然?いいえ、ここでそのスイッチは入っているのです。
もうおわかりですね♪
それ以上は書く必要はないので書きませんが、それくらい疲れさせるということは大事なのです。

・規則正しくすごす
花一輪でさえ、日の当たらない室内に置いておけば、数日でしおれてしまいます。
同じように犬だってお日様の下で成長するのです。事実成長ホルモンはお日様の下で多く出るのです。
ところが、散歩に行かないことが多かったり、自分の気分で犬をかわいがる時とそうでないときがある。
すると社会的な欲求も満たせませんし、その子の気持ちのよりどころが持てません。つまり孤立してしまいます。
人間の世界でいえばネグレストに近いですね。でも犬の場合そうであっても事件にはなりません。
けれど意思疎通はあきらかに不得意な子に育ちます。いえ、飼い主さんもそう育ちます。
当然のことながら外でも社会的接触が苦手になりますし、精神的に不安定になり、刺激に弱い状態になりやすい子に育ちます。
犬は飼い主の鏡とよくいいますね。
犬の問題は自分の問題でもあるということ
ある日突然?いいえ、ここでそのスイッチは入っているのです。
もうおわかりですね♪
それ以上は書く必要はないので書きませんが、それくらい飼い主さんの育む気持ちは大事なのです。

「突然」は私の中にはありません。
問題を抱えた飼い主さんには丁寧にカウンセリングを行い、スクリーニングしながら、何が足りないのか、何を付け加えられるのか、付け加えられないのかを把握した上でレッスンを組み立てていきます。
ゆえにアウラのレッスンはオーダーメイドなのです。

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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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