かわいい❓

皆さんは犬に対する感情の持ちようはどんなふうでしょうか❓

私には「かわいい」という感情があります。犬を見た瞬間にわいてくるごく当たり前の感情が「かわいい」という感情といえるでしょう。
しかしこの「かわいい」という感情が曲者だと私は思っています。
世の中は大半は「かわいい」で動いているよに思うのです。
大人も子供も、なんでもかんでも「かわいい」で表現する癖(曲)がついているように思いす。
では「かわいい」という感情だけで犬は育つか❓
私はそれは難しいと感じます。
もちろん大きくなりはしますし、成長もします。ただ、社会的な成熟やコミュニケーション能力の発育においては「かわいい」以外の何かが必要と感じます。
そもそも犬の感情の中には「あいつかわいいなぁ」という感情はありません。
自分のことをかわいい顔だとか、かわいい仕草だとか、そんな意識で化粧をしたり表現することもありません。
ところが子犬の頃に人間から「きゃ~かわいい~」と声ををかけられ続けることで犬は学習のきっかけつかみ始めます。
何かをしても「かわいいっ」と喜ばれるから、かわいいといえば自分の名前のように振り向いてしっぽをふるようになる。
その
こと自体はとくに悪いことではないのだが、当然勘違いはおこる。
なぜなら人間は意味もなくかわいいを連発するからだ。

先日、小学生の子供が小さなトカゲを見つけた。
子供は見つけるやいなや「かわいいっ」と叫んだ
しかしよく見ると「しっぽがすこしちぎれている。
それを見た子供は「かわいそう」と続けた。
これは自然でシンプルな感情。
私も心の中でそう叫んでいただろう。
トカゲを受け取った私は茂みの中にそっと返してあげた。
そうしないとトカゲには次なる試練が待ち構えているからだ。

さて、ちょっと話を「かわいい」の言葉の本来の意味を探ってみる。
じつは「かわいい」とはもとは「不憫だ」「気の毒だ」といった意味を表す言葉て゛、それを受け継いだ言葉か゛「かわいそう」と言語由来は示している。
中世後半から、「かわいい」は気の毒が反転して「愛らしい」になっていく。
それはおそらく見ていて気の毒だから助けてあげたい。小さいものや弱いものを助けてあげたいという感情と結びつき「愛らしい」と結びついていったのでしょう。

では犬は気の毒な存在だろうか❓
たしかに小さくて弱々しいから愛らしい。
でもそれだけではない
彼らにはそれ以上にたくましい野生の力と生きていこうという強いエネルギーを持っている。
それを認め、生かしてあげてこそ犬は育つのです。
そのうえで「かわいい」という言葉は意味をもつのだとおもうのです。
ちょっとややこしい話になりましたけど、まぁ要は犬に「かわいい」以外の言葉を沢山かけてくださいねって話です。
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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