第12回アウラフリースタイルファンマッチ後記 ソイヤーの部

今日もいいお天気ですね〜
さて、ファンマッチ後記の続き、ソイヤーの部です。
このクラスは1年以上3年未満の経験者の方のクラスです。
多頭エントリー等のため順番に都合がつかない時はこのソイヤーに移動していただくこともありますが、今回は概ねそのままソイヤーでしたね。
フリスタも3年近くやっていると、あれやこれやと見聞きするわけで、テクニックも身に付いてきます。また場慣れもできてくるので馴致もすんなりいくことが多くなります。
一方ではさぁその次はどうすればいいんだろう?という壁も見えてきます。
この壁、実はどの方にも存在するのです。ワオの部であってもそれは同じです。
続けるということはいつも同じではない道を進むという事です。
うまくいったからそれでおしまいという価値観もありますが、それではもしかすると進歩が少ないかもしれません。
自分たちをすこし窮屈な場所に追い込んでみたり、外の世界に飛び出してみたり、新しい事にチャレンジしてみる。
それはある意味で自分たちのできあがったものを壊す事になるかもしれない。
もしかすると評価は良くないかもしれない。
そんないろんな不安が生じる物です。
でもそれはほんの目先の事であって、先に進んでしまえばそんなことは霞の中に消えていく物です。
考えていてばかりでは先に進みません。感じる事、すなわち自分と犬の感覚を信じる事。それこそがこのクラスの壁を超える第一歩だと感じます。
ですので私はこのクラスではけっこう言いたい事をズバッと言います。
ときにそれはきつくて窮屈な言葉に思えるかもしれません。
でも言葉はただの言葉です。あまり多くは語りたくないですし誤解も生じます。
できるならその中から見つけてほしいと思っています。

たとえば禅の世界では、経典などはその方向性は示すものの、
言葉では本来の釈迦の教えは伝えられないとし、
文字や言葉による伝達を避け、座禅にひたすら励みます。
ちょっとおおげさかもしれませんが、そんなこともイメージしてほしいと思うのです。
えっ、西田さんってお坊さんなの?
あはは、ただのおっさんです。
で、ソイヤーの部はそんなあえぎにも似た中から抜け出そうとする悩みや迷いを感じつつも、しっかりとした自力も感じました。
どの演技を見てもそのペアらしさがあるし、楽しむ姿勢はそれぞれの中にある。だから順番や環境に左右されず演じる事ができている。これはゆるゆるの部にはないものです。
なんといっても自分の表現と犬の動き、指示、はげまし、そうしたことのバランス感覚が光るクラスです。
ぜひ初心者の方はこのクラスを見てほしい。みならってほしいと思います。
ソイヤーアワードは木葉さんとパチュリのHTMに与えられましたし、アンアワードは富田さんと天使に与えられました。
アバウトマイドッグスアワードは大和さんとぽんに与えられました。ユニティアワードは畑さんとチャップにと、とても多くの賞が与えられたのもこのクラスでした。
木葉さんとパチュリはいつも明確な指示とそれにこたえるすばらしく優秀なパチュリによる正確で丁寧な演技がみれました。コンペにも十二分に通じる内容だったと思います。
富田さんと天使は、富田さんの表現と天使の動き、はげまし、指示・・・・感情移入とプロ意識と広い見地からのアプローチ・・・まさに混沌の中から生まれでた姿です。
私はジャッジをする際に人と犬の両方を同時に見る事が多いのですが、踊れる人の場合は人と犬を別々でみる癖があります。それは一瞬一瞬のことですが、それをさらに次の瞬間に合成して自分の中で再生するのです。
そうするとそこにどんな歪みがあるのかが見えてきます。
このように見る事で、単なる人の演技力ではなく、人と犬との共同作業がどれだけできているのかが見えてくるのです。
そうしないと、あぁ、素敵だったなぁ・・・で終わってしまうのです。
で、今回のこのペアは混沌としながらも、天使ちゃんの目線が常に富田さんを追っていて、耳はその声を聞いていました。
だから思うように動けているかというと、それまた別の話になるのですが、すくなくともその瞬間瞬間を合成して再生すると齟齬はなく一体感がうまれていました。
大和さんとぽんはいつも楽しい表現で会場を和ましてくれます。
出来映えはいまひとつでしたが、楽しむことの根っこが感じられる演技でした。
ただ、すこしマンネリ化しているところもありますし次へのステップを踏んでほしいなぁという思いも含めての賞ですので次は新しいルーティンひっさげてドタバタでいいから出てくださいね。
「安定は求めない」これがこのペアの次のステップです。山本さんとRUIちゃんや藤本さんとチェルシーにもこの言葉をおくりたいです。
畑さんとチャップは出来映えや作品としての完成度とかはまったく関係なく賞をおおくりしました。
事実、ルーティンはそれほどよくはありません。
でも、思いがちゃんと伝わっているのがよくわかりました。
畑さんの思いがちゃんとチャップに伝わっているのです。(行動ができているかどうかは別です)
それは見ていてすごく感動するものです。
自分がやりたいこと、できること、その時やれること・・・・それが全部その場で完結すればそんな幸せなことはないでしょう。しかし時にそれはその犬と人の中では完結しないままに終えていくこともあるのです。
でもそれでは終わりません。
その先を受け継ぐものがかならずあるのです。
そうそう、今回はそれぞれのクラスにペアがあったのが良かったですね。
ソイヤーの部ではウォッカとコディのペアがありました。
前日に搬入しているとその横で打ち合わせしながら練習をしている二人の姿がありました。
毎回そんな感じです。遠く離れていたりお休みが会わなかったりすると毎回その場での打ち合わせになるのがペアです。
私も以前それを経験しているからその感覚はよくわかります。
でもペアって楽しいんですよね。
来年の春はペアクラスというのを別で作ろうかなぁと思っていますよ。
ご期待くださいね。
と、そんなわけでソイヤーの部でした。
明日はワオの部にはいりま〜す。
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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