ディスクドッグ

今日は雨ですねぇ〜
ルキアとディスクの練習しようと思ったのに残念っ
そのディスク大会ですが、アウラ組からは21エントリーの大所帯での参加となりました。
ほとんどが初参加ですので、この課外レッスンは楽しいものになりそうです。
私も生徒さんの犬と参加します。
私にとっては2年以上のブランクのあるディスク大会です。
ディスク自体もちゃんと投げたのはいつ?というくらい投げていません。
はたしてちゃんと投げられるのだろうか?
投げ練せねばなるまいか?
みなさんの前で無様な格好は見せられませんからねぇ〜
思えば私とディスクドッグとの出会いは15年ほど前のこと
その当時住んでいたよ横浜にあるとある公園でアールと遊んでいると、ボーダーコリーをピシッとヒールさせながらすたすたと歩いてくる小柄な女性が目に留まりました。
彼女は我々に脇目も触れず歩き、ボーダーコリーはその彼女にお供するように寄り添って歩きます。
ちょっと近寄りがたいくらいの空気感がありました。
彼女達は我々の横を通り過ぎると、公園の端にあるベンチに腰を落としました。
ボーダーはその傍に伏せています。
とてもリラックスしているように感じました。
彼女はしょっていたリュックの中からディスクを10枚ほど出しました。
たしか全部白いディスクだったようにおぼえています。
彼女はそれからストレッチをして、ディスクを投げ始めました。
そのディスクの軌道に私は目を放せなくなりました。
というのは、投げられたディスクは一定の高さを保ちながら、水平に、しかもそれほどスピードはでていないにも関わらず浮遊感のあるやわらかい軌道を描きながら、どれも植樹された木の下に落ちます。
彼女の投げるフォームはある意味で機会的なくらい決まっていて、まるで体操選手のようでした。
彼女は投げ終えるとそのディスクを全て拾い、再び同じ事を繰り返します。
数℃それをやる間、ボーダーコリーはひたすら伏せて待っています。
とくにリードを張っている様子はありません。リードはベンチの下に束ねられているだけです。
それが終わると、彼女はボーダーを解き放ちました。
ボーダーは今までのリラックスした状態からぐっと集中した状態になります。
そして彼女がディスクを振り出すと、ボーダーは彼女の背後をまわり、前方へと走り始めます。
ある一定の距離まで走ったところで彼女はディスクを投げます。
ディスクはボーダーの背後から追いかけるように飛び、やがてすぐにボーダーを追い抜き、ちょうど木の下にボーダーが来た時にディスクは犬の口にすっぽり入ります。
その時の驚きは言葉にできないほどです。
そしてボーダーはすぐさま彼女の元に戻り、丁寧にディスクを彼女に手渡し(口渡し)します。
再び彼女はそれを繰り返し、5回ほど投げるとそこで終わり。
ボーダーコリーは自動的にベンチの下に戻り伏せます。
彼女はディスクを拾います。
そしてまた一人で何度も投げます。
投げ終えるとまたボーダーに投げます。
これを数回繰り返すと、ディスクを吹いてリュックに入れて、再びこちらに向かってすたすたと歩いてきます。
私たちのところに来ると彼女は行きとは違い、ニコニコとした顔で会釈して通り過ぎます。
私はそれから何度かその姿をみることになりますが、いつもここに書いたように大抵は同じルーティンで練習をしていました。
時折、私たちの犬と遊ばせることもありましたが、とくに犬と触れ合うでもなく、どちらかというと彼女といたそうにしていたのが印象的でした。
後に、そのペアが有名なディスクドッグチームであることを知って合点したわけですが、とにかく全てが衝撃的でした。
私のアールはその頃はまだ1歳ほどでしたが、ディスクなどやったことがありませんでした。
ディスクをやりたくなって、ホームセンターでディスクを見つけ購入。
ためしにアールに投げてみましたが、アールはおいかけはするものの、拾ってはきません。
そう、彼はそれまでボールばかりレトリーブしていたため、ディスクへの般化(応用性)がついていなかったのです。
ボールなら飽きる事なくレトリーブするアールなのに、ディスクだとまったく興味を示さない。
それに私の投げるディスクはとてもじゃないけど犬がとれるようなものではありませんでした。
力任せでスピードのはやいディスクは空中でとるというよりは、落ちたものを拾い上げるような感じ。しかもどこに飛んでいくかわからないものでしたから、きっとアールにはおもしろくなかったのでしょう。
それから、私はディスクを買い足して黙々とディスクの投げ練をしました。
教えてくれる人などいないし、今のようにネットでチェックすることもできません。
彼女のフォームを思い描きながらひたすら投げます。
アールにはその姿は見せないように家においてきます。
それが済むと、アールをむかえに行って、広場に連れてくると、バッグの中からきれいにしたディスクを袋の中に入れて、まるで新品のようなフレッシュ感をだして興味を引いて、さっと投げます。
ディスクを持って一緒に走る事もありました。
こうした試行を繰り返していくうちにアールはやがてディスクに興味を持ち始めます。
私のディスクもふわっとまっすぐ、そしてアールの頭の先に落ちるようになってきました。
空中でキャットした時のアールの目は輝きを増しています。
そう、ディスクドッグの誕生です。

それから私たちはディスク大会に参戦しはじめて、やがて大きな結果を残すようになっていきます。
しかし、私の記憶の中に今も深く残っているのは、ディスク大会で何度も優勝したことよりも、ディスクを追わず、悪戦苦闘した時のこと、はじめてディスクをキャッチした時のこと、ひたすら投げ練をした時の事です。
そもそもが結果を出したくてやりはじめたのではなく、あの時であったあの彼女とボーダーの一体感に憧れたからにほかなりません。
もしかすると私たちもあのペアのように練習をしている姿にあこがれをもってディスクをはじめた方もいるかもしれません。もしそうであればそれが最高の勲章です。

もうアールはいませんし、彼女の犬もいません。
わずか素10年たらずのディスクドッグ
それはスポーツ選手より短いものです。
ディスクでもフリースタイルでもなんでもそうですが、私たちの目標を達成するにはあまりにも短い時間です。
犬に負担をかけるようなとてつもなく大きな目標を犬に提示しながら日々の練習をするのではなく、ほんの小さな成功に喜びを共にしながら、ドッグファーストになるように、犬がうまくやれるように導きながら、やがて目的に到達していく。
そんなことを私はみなさんに希望しています。
アウラ組は強烈に身体能力の高い犬と人の集まりではありませんが、そうすることによって必ず目標は達成できます。
12月11日はみなさんにとって素敵な一日でありますように♪
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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