犬はにおいで景色を見る

あっついですねぇ〜
朝ジョグではお日様に睨まれながら走ってます。けっこう辛い・・・もうちょっと早く起きなければぁ
さて、昨日、カウンセリングにやってきた犬たち
初めての場所もあって、興奮でセルフコントロールがなかなかできません。
もちろんそうしろとはこちらも言いませんので思うようにしています。そうでないと何が必要かわかりませんからね。
で、犬たちがもっともよくする行動は何か❓
はい、ずばり「においかぎ」ですね。
この行為は私たち人間が目で景色をみるのと同じような意味があります。
私たちは新しい場所にきたら、まずあたり全体を見渡して、それから細かなところをみ始めますね。
新しいところに来て、とくに何も見ないで帰ってくる人はほとんどいないと思います。
では、犬は景色を見るのか❓
もちろん景色は見ます。でも彼らの目はわれわれのような見え方ではありません。
どちらかというとあまり機能的ではありません。
物を見る時に使う神経(視神経)は人間の視神経が約120万本であるのに対し、犬の視神経はたった17万本しかありません。目の話はまた今度にするとして、とにかく犬は目に頼った情報収集に重きをおきません。
かわりに鼻を使います。
かれらは鼻で景色を見るのですね。
犬の嗅覚は私たちの100万倍以上優れています。もちろん得意とするにおいとそうでないにおいがありますし、犬種によっても、個体差はあります。
もっとも得意なにおいは動物の発する匂いです。
単純にいえば、尿のにおいであったり、体から発散されるフェロモン臭、血や肉といったにおいです。これらのにおいは、犬たちが生得的に欲する情報に起因しており、本能的なにおいといえます。
さらにかれらはこのにおいを溜め込むことができるので、あとで、そのにおいとその匂いを発しているものとの認証ができるのです。これは脳への記憶とはすこし異なり、犬特有の行動です。
たとえば、散歩中に電信柱にかかった尿の匂いをかぎます。
その匂いはいちど溜め込まれます。しかもそれは他のにおいとは別のところにストックされます。つまり混ざらずに保管されるわけです。
その後、数時間後にその尿の持ち主である犬と出会った。
この時点で、彼は、あの電信柱の尿の持ち主はこのかわいいポメラニアンだなってわかるのです。
そしておしりのにおいを嗅いで自分との相性を確認するのですが、この時、おしりの肛門のにおいを嗅いでいるのではなく、お尻の周辺には肛門腺という分泌組織がありそこから発される匂いや アポクリン腺という汗腺から発せられるフェロモン臭などを感じ取っているのです。
その匂いを嗅ぐことで様々な情報を認証することができるのですね。
ところがこの大切な「鼻で景色を見る」という機能が低下する時期があります。
それはいつかというと「今」なのです。
暑くなると犬たちはパウンディングといって舌を出してはぁはぁしますね。汗をかけない犬たちは体温をさげるために舌を出してそこから気化熱によって体温を下げることを頻繁にします。
パウンディングをしている時はにおいをかいだり溜め込むことができません。※においを嗅ぐ時は息をとめています
そうなると情報収集がおくれるばかりか、誤認証をしてしまいます。
結果、犬同士の問題も起こりやすくなるし、行動のばらつきもでてきて、ストレスもたまりやすくなります。
このようなことから、夏は運動したらかならず休ませることは単に体調を整えるだけではなく、鼻で景色をみるという機能も整える意味があるのです。
犬は鼻が命ですからね。
お気をつけくださいね。

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aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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