犬種を活かす

今日もすずしいですねぇ
朝ジョグ快適です。
今朝のジョギング中に、丸刈りされて、顔と尻尾だけ毛を残された、いわゆるサマーカットのミックス犬をみかけました。
みるからに暑そうで、本当にかわいそうに思うのですが、その飼い主さんからすればファッションの一部?それともそのほうが涼しいと思っているのでしょうか?
犬らしいふるまいには犬らしい姿が必要なのがわからないのでしょうかねぇ
仮に人間が人間らしいふるまいをするならば、外に出るときは服を着るでしょう。
まさか裸で外には出ませんよね。
犬の丸刈りはまさに私たちが裸で外に出ているのと同じです。
ほんとかわいそうです。病気でないかぎり、ああした行為は虐待にあたると思うのは私だけでしょうか?

さて、そんな犬らしさということで少しお話を
世界中には実に400を越す犬種が存在しています。
※日本でデザイン犬とかよばれる販売目的で作られたミックス犬は犬種にははいりません
そのすべての犬種にはそれぞれの役割があり作出された歴史があります。
たとえばボーダーコリーは牧羊犬としての気質と行動パターンを持っています。
彼らは羊を束ねたいのです。
狼の集団で狩をする遺伝子を改良し、一頭で狼10頭分の作業をこなすのです。
羊たちのまわりをぐるぐるとまわり、狼1号のかわりに、そのポジションで伏せて待機をして目をひからせます。
次は狼2号の場所で・・・そうして羊たちに目配せをしながら追い込んでいきます。
そのパフォーマンスを理解した上で日常生活を考えないととんでもないことになります。
なぜなら、日常生活に羊はいないけれど、羊のかわりになるものはたくさんあるからです。
その例が車やバイクです。
あれらはボーダーコリーからすると逃げている羊なのです。
ボーダーの遺伝子が働き始める社会化期はとくにこれに気をつけないといけません。
一度ひらめいてしまうとそれをとめるのはとても大変なのです。
そうなる前に適切な社会化とトレーニングを行うことが必須卯条件なのです。
ところが、日本ではペットショップにいけば、どんな犬でも揃っています。しかもアホな店員がセールストークで「ボーダーコリーは頭がいいし飼いやすいですよ〜」なんていうものだから、鵜呑みにする人はそのまま飼ってしまう。
いや買ってしまう・・・・そう、飼いやすいのではなくペットショップは買いやすいところなのです。
で、ちょっと調べて見ました。
世界の人気犬種

日本は(2016年JKC登録犬)
1位 プードル(トイ76,393・ミニチュア159・ミディアム183・スタンダード726) 77,461
2位 チワワ 50,405
3位 ダックスフンド(カニーンヘン5,836・ミニチュア20,239・スタンダード78) 26,153
4位 ポメラニアン 18,221
5位 柴 12,235
6位 ヨークシャー・テリア 11,108
7位 ミニチュア・シュナウザー 9,794
8位 シー・ズー 9,153
9位 マルチーズ 8,233
10位 フレンチ・ブルドッグ8,189
これは血統書のある犬たちですが、たぶんそうでないデザイン犬がかなり上位にいるのが日本の犬事情です。
で、プードルはアウラにもたくさんレッスンに来ていますが、チワワやダックスはほとんど皆無です。
これはどうも一般的にもその傾向が高いようです。
つまり日本での犬の需要は愛玩犬、つまりペットなのですね。
では、犬先進国の世界を見るとどうか

アメリカ人気犬種ランキング(2015年AKC登録犬)

1位 ラブラドールレトリバー
2位 ジャーマンシェパード
3位 ゴールデンレトリバー
4位 ブルドッグ
5位 ビーグル
6位 フレンチ・ブルドッグ
7位 プードル
8位 ロットワイラー
9位 ヨークシャーテリア
10位 ボクサー


イギリス人気犬種ランキング(2016年KC登録犬)

1位 ラブラドールレトリーバー
2位 コッカー・スパニエル
3位 フレンチ・ブルドッグ
4位 パグ
5位 イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル
6位 ブルドッグ
7位 ジャーマン・シェパード
8位 ゴールデン・レトリーバー
9位 ミニチュア・シュナウザー
10位 ボーダー・テリア

フランスの人気犬種ランキング
Centrale Canineより

1位 ジャーマン・シェパード・ドッグ
2位 ゴールデン・レトリバー
3位 ベルジアン・シェパード・ドッグ
4位 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
5位 オーストラリアン・シェパード
6位 ラブラドール・レトリバー
7位 アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
8位 フレンチ・ブルドッグ
9位 ヨークシャー・テリア
10位 イングリッシュ・セター

他の先進国ではほとんどが大型犬ですね。アメリカでもイギリスでもラブラドールが何年もの間1番です。
それでも最近はフレンチブルドッグのような小型犬も人気のようです。
そしてトレーニングにおいても、するのが当たり前のドイツや、トレーニングをしていない犬を持つのは恥ずかしいというイギリス、なにかあったら訴訟になるからトレーニングは必須というアメリカと、お隣がやっているからしつけをするとか、自分ではできないから預けるという日本とでは確実に意識レベルが違います。そのため飼われている犬たちの犬らしさも変わってくるのでしょうね。
犬に洋服を着せるのも丸刈りにするのもダメだとは言わないけれど、その前にやるべきことがあるのでは?知るべきことがあるのでは?
そうすれば、人と犬との関わりはどんなものなのかが見えてくるはずです。
あっ、ちなみにイスラエルやスウェーデン、ブラジルでもラブラドールが1位のようですよ。


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aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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