犬の音とは

暑いですぅ
昨日のお昼すぎ、中年の女性がおおきなツバつきの帽子を被って散歩していました・・・・犬と一緒に
いいんですけどね、自分は涼しげで・・・
さて、昨日の続きです。
なぜ犬は高ヘルツの音が聞こえるのか?
実は化学的には解明されていません。

人間が20~20,000Hz
犬は40~65,000Hz
この差はすごいですよね。
ただし平均的に聞こえる生活音の範囲では人も犬もあまり変わりないとされています。
極端に高い音のみが人と大きく異なるというわけです。
また、とても小さな音が聞こえます。
dbという音の大きさで言えば、0dbというのが人間が耳をすませば聞こえる音量ですが、犬はマイナス数十dbまで聞こえます。
つまり高周波の音にならないような音、そして聞こえないような小さな音に反応するわけです。
このことを鑑みると、私はそれを「気配」という音と考えます。
「気配」には音はありませんが、なんとなく感じる音です。
へんな表現ですがニュアンスとしてとってください。
で、野生の動物たちは淘汰の中で生活するため「気配」というものにとても敏感になります。
川のせせらぎの中で泳ぐ魚のひれを返す音、小動物がやぶをかきわける時の葉っぱのすれる音、こうした生き物たちが奏でる生活音が「気配」であり、それらとともに生きているのが動物たちです。
犬たちは人と暮らすゆえに淘汰の原理から遠い存在になってはいますが、こうした機能はちゃんと残っているのだと私は考えるのです。
ときどき犬が、ふっと、何もない天井をのぞき凝視しているとか、夜中に突然吠え始める・・・そんなことの理由の一つがこの気配の音だと思うのです。もちろんそうでなく吠えている犬もたくさんいますのですべてではありませんが。
こうした「気配」の音を共有することができたなら人と犬との関係づくりはまったく違うものになると思います。
しかし人は「気配」の音をあまり感じられないし、それをコントロールすることができません。

で、私は犬と会話するときにこの「気配」の音をたくさん使います。
気配は心理でもあり精神でもあります。
ですからマニュアルや理論で学ぶことはできません。
「気配」はやしなうのです。
「気配」は様々なことで養えます。
でも一番養えるのは自然の中に自分を放り込むことです。
自然とはキャンプ場ではありません。
何もない暗闇の中であったり・・・です。
私がこうした力を得たのはそういう場です。
とくに身に付けたくてそうしたわけではありませんが、自然についてきました。
犬たちはとくにLEDのライトが必要ではありませんし、ふかふかのベッドや煮炊きする道具が必要ではありません。
それと同じ感覚を体験すれば良いのです。そして感じればよいのです。
だからといっておばけが見えるかというと見えませんからご安心ください。
犬たちが見ているものは真実であり現実です。けっしてアニマルなんちゃらや占い師のいうように時系列を無視しては生きていません。いまその時のみを生きているのです。
そのことは「気配」を強く感じられるようになればわかります。
で、スターウォーズでは「気配」をフォースと訳していますね。
オバマ元大統領が広島演説で原爆のことを「terrible force」と言いました。
直訳すれば、おそろしい力となりますが、彼が伝えたかったのはきっと単純な力ではなかったはずです。
そう、「気配」という音は時に私たちをその瞬間に閉じ込めてしまう力もあるのです。
犬たちはそういう世界で生きているということと掃除機の音に反応することとは、とっても遠い話ですが、じつはそんなことでもあるのです。

アウラフォトムービー2仔犬の社会化
アウラのフォトムービーエピソード4
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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