ちょっと待って

フリースタイルは一発芸大会ではありません。人が踊るためのものでもありません。私はそう思っています。
ではなぜに人が踊る練習をするのか?
それは、犬の動きをより際立てるためにあったり、一体感を示すためにあると考えています。
犬君、君はこのように動きなさいと言いつつも、犬の動きがよりよく見えるように人が動くわけです。
故に、もし犬が指示とおりに動かなくても、やり直しはさせません。なぜなら、やりなおしをさせれば、見ている人は、「あっ、犬が間違えた」と感じてしまうから。
むしろ、できなかったことは飛ばしてしまい、まるであたかもそのように犬が動いていると感じさせるように人は動くべきだと思います。
はじめのうちはこれがまったくできないかもしれません。
なぜなら、一生懸命練習してきたことを全部成功させて見せたいと思うからです。
とくに、ここが見せ場と言う所で失敗すると、そこで再チャレンジしてしまいがちです。
でも、そうなれば曲は先に進んで行くし、次のアクションの指示はおくれるし、犬は練習してきた流れがずれ込むからあせります。
お互いの焦りが次の失敗へと向かわせてしまいます。

ファンマッチでは「ちょっと待って」がききますが競技会ではききません。
本当は、ファンマッチでも「ちょっと待って」はないにこしたことはありませんが、そのことがわかっているならば「ちょっと待って」も了承しています。
普段の練習ではこの「ちょっと待って」がなくなるようにしていくわけですが、単発での動きだと大抵はちゃんとできます。ところがその前後もくっつけて動くと、「ちょっと待って」が増えてきます。
もしそのようなことがおおいのであれば、それは犬がその行動や流れに対して難しいと感じている可能性があります。にもかかわらず、それを続けていると、さらにその前後までもうまくつながらなくなってきます。
犬は集中力を欠いてしまったり、あえいだり、吠えたりし始めます。最悪の場合は音楽がスタートするとともに意識が遠のいてしまいます。
ビンゴもあえぐことや吠えることがあります。とくに耳が聞こえなくなってからはそれが出ない構成にするためには、遠隔や互いが見えないポジションでの動きはなくしていくしかありません。ここにジレンマがあるわけですね。もっとビンゴはできるのに、私はもっとできるのに・・・・そう思ってしまうのです。
しかし、それは空想です(笑)
一発芸の世界でならできても、フリースタイルとしてはできていないのです。
そのことをいち早く客観的に意識をもって、勇気をもって犬に伝える事ができたとき、はじめてスタートの時に丁寧なスタートがきれるように思います。
「はじめが大事です」そして「終わった後が大事です」このことは、もう何度も何度も言ってますが、そのためにはどうすれば良いか?
「ちょっとまって〜♪いまの言葉〜♪プレイバックプレイバック〜♪私だった私だって疲れるわ〜♪」と犬に言わせない事です。知ってる人は同世代(笑)
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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