犬座学

昨日も沢山の犬達で賑わったアウラでした。連休の中、渋滞もあったことと思います。お越しいただきありがとうございます。

朝から座学が2つ続きましたが、そのうちのひとつは、年老いたお母様との参加です。
痴呆症が進んではいますが、毎回ご一緒にレッスンにお越しいただいております。
座学はいつも通り、犬という生き物について、そのコミュニケーションのとりかたについて(方法論ではなく)すすめていきます。
お話は犬の飼い主さんにしていますが、ときおりお母様にも目をうつします。
どこか遠くを見つめながら表情を変えずにおられます。

全ての話が終わったときでした。
お母様が突然「わかったけど、むずかしいわねぇ」と話始めました。
そう、お母様はちゃんと私の話をきかれていたのです。
そしてこう続きました。
「私にはできないけど、そうやって(ここは省略)あげないと犬がかわいそうよね」
「犬からみたとき、人じゃなくて、犬らしい人にならないといけないのよねぇ」

なんということでしょう、彼女はただきいていただけでなく、私が話したかったことをたった一言で言い切ってしまったのです。
そして、私が「そうです、そのとおりなんです」と伝えたとき、お母様の顔は笑顔で満ち足りて行くのがわかりました。

犬座学は犬の話ではありますが、時には子供達の教育に役立つと言われ、時には仕事の上で役立つとも言われます。しかし今日は、なんと年老いて痴呆となった方の心に小さな灯火をつけることに役立ちました。
けっしてそんなつもりもないですし、偉そうなことを言っているのでもありませんが、こんな嬉しいことはありませんでした。
お母様、また来てくださいね♪
camp de Lessonの詳細をアップしました。沢山の参加お待ちしております。
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犬のしつけ方教室アウラ
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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