promise

ちょっと前になりますが、こんなことがありました。
副鼻腔炎がひどくて、病院いったときのことです。
どうせだからと、ビンゴとアールもお伴で散歩です。と、さらにどうせだからと途中にある床屋さん、あっ美容院ねっ・・・・に立ち寄りました。
いつも床屋美容院に行くときは、その前の歩道の端っこにビンゴとアールを待たせます。
ちょうどカットしているときに彼らから私の姿が見えるのですが、私はかがみを見ているので見えません。
カットの手が休まったときに、ちらっと彼らのほうを見るのですが、ビンゴもアールも伏せたままです。アールはとぼ〜んとした顔で待ってますが、ビンゴはこっちにロックオンです。ここがボーダーなんですね。
この日も私は羊が毛をかられているのを見られているかのようにロックオンされていました。
カットもおわり、しばらく歩いた所で彼らはまた待機モードです。
病院の自転車置き場の横に伏せて待ちます。残念ながらここから病院の中はみれませんから、ビンゴもロックオンしません。
待合室で待つ事30分くらいでしょうか。
上品な初老の男性が入ってきました。そして、先に来ていた奥様の横に座るなり、興奮しながらも小声で
「そこの駐車場のところにね、大きな犬がいるんだよ。それが近づいてもずっと動かないんだよね。声かけると尻尾ふるんだけど、動こうとしないんだよね。ずっと伏せてる。それで、触ってみたんだ、茶色いほうは、愛想よくしてくれるんだけど、白黒のほうはこっちすら見てくれない。でもだからって触っても平気なんだよなぁ。
ほんとジっとしてる。びくともしない、あそこまで待てるってすごいね・・・・」
奥様は雑誌を見ながら、興奮する旦那さんに相づちをうちながらも、だんだんとその犬が見たくなったようで、
「じゃあ、ちょっと見てくる」そういって席を立ちました。
しばらくして、鉄砲玉くらったような顔で、やっぱり小声で「ほ〜んと、びくともしないね」
私が座っていたのは、彼らのすぐ隣だったので、おかしいやら、うれしいやらで、いつ、吹き出しそうになるかと一生懸命我慢したり、咳をしてごまかしていました。
しばらく、なんだかんだとビンゴとアールの話をしていましたが、そのうち呼ばれて診察室へ入って行きました。
私も診察が終わって、外に出てみると、やっぱりロバのイーヨのようにトボーンとした顔のアールと、完全に熟睡状態のビンゴが伏せていました。
アールが先に気がついて、しっぽを振って迎えてくれました。それを察してビンゴが目をさまし、最高の笑顔で私を迎えてくれました。私は必ずそれにこう応えます。
「待っててくれてありがとう」
これがぼくたちの続けている約束のひとつです。
そしてまた歩いて家へと帰るのです。
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犬のしつけ方教室アウラ
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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