押さば引け、引かば押せ

犬には様々なバリアが存在します。バリア(ざっくり言えば社会との距離感覚)の強さや出し方は様々です。それは様々なカーミングシグナル(簡単にいうとストレスサイン)に現れ、次の行動につながっています。
カーミングシグナルの話はよくされますが、バリアの話はあまりなされません。
私は、カーミングシグナルがでる前の段階、つまりこのコにはどれくらいのバリアがあるかをしっかり洞察します。それができると、犬にカーミングシグナルを出させないですみます。
結果的に最短で犬となかよくなれます。

バリアには上手い下手はありません。
読み取る側のスキルによっていかようにもなります。
ところが、残念なことに、社会に存在する物事は、その犬のために調整しながら接してはくれません。
つまりバリアを破って進入してきます。よって犬はカーミングシグナルをだすことになるのですね。

どこかの都知事さんの答弁動画をみていると、都知事さんのバリアを破って進入してくる質問に、カーミングシグナルを出しっ放しの姿がみられます。
攻撃に強い人は防御が弱いのですね。都知事さん攻撃は最大の防御というのは、相手にも言えることなのですよ〜

都知事さんは「いなかっぺ大将」という漫画をご存知だろうか。
主人公の風 大左衛門、通称 - 大ちゃん。青森出身の柔道少年。
赤い越中褌に、風呂敷で作った袴がトレードマーク。上は胴着。
亡き父に柔道を極めろと言われ、上京してきた。
二足歩行する猫のニャンコ先生から必殺技「キャット空中三回転」を習得し、小学生ながら黒帯つまり有段者である。
そのニャンコ先生との修行は続く。ある日、海辺の砂浜で稽古する大ちゃん。打ち寄せる波に合わせて移動するカニを見て「押さば引け、引かば押せ」の心を学びます。
力と技だけでは勝ないのだ、相手が押してきたら引き、相手が引いたら押す。
そして強い力を持った相手の攻撃を無力化することを学ぶ。
「押さば引け、引かば押せ!」
そして、大ちゃんは「キャット空中三回転」という大技を習得していくのです。
「相手のバリアをうまく利用することで、犬と仲良くなることができるぞなもし〜」とニャンコ先生が言ったかどうかは・・・・・?
ぜひ都知事さんにもいなかっぺ大将をみて頂きたいものである。
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犬のしつけ方教室アウラ
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プロフィール

aura

Author:aura
町田市と稲城市にあるアウラドッグトレーニングアカデミー
の西田です。
訓練所ではなく、犬とのコミュニケーションづくりをサポー
トしています。
ブログでは私が感じた事を思うがままに綴っています。
ときにはやさしく、ときには厳しく綴りますが、特定の人や
犬に対する記事は一切ありません。
読まれた結果、どのように感じ、どのように触発され、行動
を示されるかは私にはわかりませんが、どんな時にも前向き
にとらえて読んで頂けると幸いです。
うちのボーダーコリーのビンゴは、重度の股関節形成不全でしかも耳が100%聞こえませんが、それでも沢山の経験を共にし、障害を越えて、健常な犬達と同じかそれ以上の結果さえも得ています。
なにもあきらめるものはありません。自分達の向かうイメージを持って、ひとつひとつの努力した点を線につなげ、面にしていくプロセスを楽しむ事で結果はおのずとついてきます。

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